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‘中学入試’ カテゴリーのアーカイブ

かえつ有明 教育講演会レジュメ

2009/10/08

カテゴリー: 中学入試


☆昨日(091007)、かえつ有明で、教育講演会が開催され、スピーチをさせて頂きました。

 

演題は≪将来に役立つ「受験勉強」と「学校選び」≫で、社会があまりにも激変し、従来の既存の条件を満たしていればサバイバルできる状況でないことは明らかなので、未知との遭遇社会でサバイバルできる知恵とは何かを確認し、そしてそれを身につける「受験勉強」とその知恵が育つ私立中高一貫を選びましょうというのが趣旨。

 

☆雨の中、参加してくださった保護者の方々、このような機会を与えてくださった先生方に感謝申し上げます。プロジェクターの出力とプレゼンテーションマウスの快適な動きがあって、久々にレジュメとパワーポイント(PPT)の両方を使いながら気持ちよく話せました。プロジェクターの出力が弱いと、会場を暗くしないといけないし、プレゼンテーションマウスがないと、動きながら話せないのですが、今回はそれがなかったわけです。さすがに、プレゼンテーションを大事にしているかえつ有明。インフラの整備も抜群でした。

 

☆講演会の内容については、当日配布したレジュメをここに掲載しておきます。参考になれば幸いです。

 

【かえつ有明中学校 教育講演会 レジュメ 2009年10月7日(水)】

 

将来に役立つ「受験勉強」と「学校選び」

 

§0 はじめに 論理力と想像力の時代

 

§1 伸びる子の学びスタイル=わくわく型
 ~ W(わくわく型)かN(のびのび型)かK(きっちり型)か

 

●トレーニング・分類力 K
●論理的・連続的 K
●感覚的・非連続的・創造的 N
●好奇心・開放的精神・問いかけ(ファインマン 1965ノーベル物理学賞受賞) W

 

◎≪「□□…□□」を知る≫から
≪「□□…□□」を通して「○○…○○」を考える・生かす≫へ
* 読書・将棋・囲碁・音楽・漫画・ゲーム・勉強などを大いに楽しむ→それらで世の中を考える。置き換える力とか異質のものを結び付ける力。つまり、体験で終わらない→体験を生かす・知識も自然に増えるし、「分類・論理・創造」の力が豊かになる。

 

§2 6年間で、伸びる子を育てる学校選び=CODE探し

 

●優れたプログラムを創る教師と組織=創造的コミュニケーションの環境を選ぶ。
例)新教養主義、リベラルアーツ、サイエンス科
●教育空間(校舎・キャンパス・立地条件)の創造性を覚醒するデザインに気づく。
例)オープンスペース→チームスペース→個のスペース・回遊式・エコスペース→・・・
●≪好奇心(C)・開放的精神(O)・問いかけ(D)≫を支えるネットワークを作る。
例)信頼できる教師、信頼できる友だち、愛情あふれる家庭

 

※C=Curiosity O=Open-mindedness D=Doubt E=Education

 

§3 伸びる子になる受験勉強=将来に役立つ受験勉強

 

●合格するための受験勉強=「身体全体」で壁の乗り越え

① 記憶の壁
② 計算ミスの壁
③ 長文を読む時間の壁

●思考力を伸ばす受験勉強=「論理力(関係・連続)と想像力(置換・非連続)」フル回転

中学受験で不安を克服④ 教育の中身を知る視点

2009/05/07

カテゴリー: 中学入試


◇情報不足、情報非公開という状況が、不安を生みだすという話をしています。私立中高一貫校の場合、その6年間の教育の中身が見えにくいと、情報不足とか情報が公開されていないじゃないかということになり、自分のかけがえのない息子・娘を預けられるかどうか不安になります。安心できる学校を探したいということになります。

 

◇しかし、教育の中身の見える化をしていないから、その学校の教育の質はよくないということにもなりません。選択する側が、在校生の保護者の評判とか卒業生の声とかを頼りにしたくなるのは、本当のところはどうなのか調べたいという気持ちの現れです。

 

◇この調べる力は大切です。しかし、なかなかそのような情報はないのです。2ちゃんねるや掲示板では、そのような情報は満載なのですが、その正当性・信頼性・妥当性は今のところ不明なものが多いですね。

 

◇だから、保護者や在校生、卒業生も語る説明会や合同説明会は、評判がよいわけです。しかし、これとても内側のメンバーの物語ですから、もっと本音をということになるのもわからないわけではありません。ただ、それはおそらくないものねだりでしょう。最後は自分で決めるしかないのです。

 

◇では、どうやって?正解はありません。結局はフィーリングと信じること以外にないのです。ですが、こんな見方もあるよという話は参考になるかもしれません。

 

◇それはまず、その学校の授業のスタイルを気にすることです。これは説明会でも、学校案内のブローシャーでも、ある程度把握できます。大きく次の3つの種類があります。

 

1)講義型授業中心

2)プロジェクト学習型授業中心

3)講義型とプロジェクト型の統合授業中心

 

◇講義型授業中心というのは、私たちの多くが経験済みの授業ですね。プロジェクト学習型授業というのは、「体験→調査→議論→編集→発表」という探究サイクルの流れの授業です。公立学校でなかなかうまくいかなかった総合学習に類似しています。そして、講義型とプロジェクト型の統合授業というのは、文字通り、一時間の授業の中に、講義とプロジェクトの両方がプログラム化しているものです。

 

◇一般には、講義型授業が中心です。オプションとしてあるいは夏休みや冬休みの校外学習の中で行われるのが、プロジェクト型になります。統合授業は、ほとんど行われていないでしょう。

 

◇ですから、6年間通して、この3種類の授業が、行事や研修などを通じてバランス良く仕組まれていれば、まずますクオリティスクールの可能性があります。講義型授業だけという私立学校はほとんどないでしょうが、その講義型授業の中身について、表現している学校は、本当のクオリティスクールかもしれません。

 

◇というのも、6年間の授業の中心は、講義型です。その講義型が、教師による一方通行的なものではなく、問答法形式が挿入されている場合、これは考える授業ですから、相当なクオリティだと評価できます。これを尖鋭にしたのが統合授業です。この授業ができる教師はなかなかいません。明大明治の松田孝志先生は、これができます。

 

◇ですから、たとえば明大明治で考えてみますと、同校の他の先生が、松田先生の統合授業を評価し取り入れて、統合授業とまでいかないにしても、問答法形式が挿入されていれば、クオリティの高い授業を行っている学校だとみなすことができるわけです。

 

◇統合授業は、ある意味理想的ですが、この授業は準備と授業後の分析に膨大な時間がかかります。したがって、この統合授業でやりとりされる知のコミュニケーション・システムを、講義型の中でコンパクトな問答法形式に圧縮した授業の方が効率がよいし、他の教師もでき、現実的です。

 

◇このような授業の型と教師と生徒のコミュニケーションの状態を察知しようとする視点を身につけると、【図 中高一貫教育の課題を超えるために】のProcessの部分=教育の中身を感じ取ることができるようになるでしょう。そしてまた、このことによって、家族、友人、学校、会社、社会において自分自身がどんなコミュニケーションをとることが、人間関係や知の構造化を良好にできるのかが見えてきます。これはやがて自信につながります。そうなれば不安をマネジメントできるようになるのではないかと思います。

中学受験で不安を克服③ 教育の中身が見えるということ

2009/05/02

カテゴリー: 中学入試


◇中学入試や中学受験に臨む時、不安と希望のダブルバインドに挟まれます。様々な不安を抱えながらも希望を見出さなければならない、でも希望でいっぱいになったらなったで、この希望はかなえられるのかという不安が次におそってきて、不安と希望の二極を行ったり来たり、ダブルバインド状態からなかなか逃れられないのです。

 

◇いま、ここでの不安を、未来の期待という希望で解消しようとすると、それはそれで地に足がつかない居心地の悪さをすぐに感じ不安になります。明日をみないで、いま、ここでがんばっても、ふとこのままでよいのかとやはり不安になってしまうものです。

 

◇中学入試や中学受験は、社会現象ではなく、人の生き方そのものです。またまたなんて大げさなと言われるかもしれません。しかし、中学で受験しなくても、公立の中学には行けるのです。なぜそんな道を選ぶのでしょう。社会現象ではなく、自己決定の瞬間なのです。その結果を情報として社会学的あるいは経済学的に見れば社会現象ですが、それは実際に選択するときの諸条件を調べるときの一要素にすぎません。客観的かもしれませんが、決断は主観であることを忘れてはなりません。

 

◇だから、客観的な指標みたいな、つまり偏差値とか大学進学実績とかで、自動的に他者によって決められてしまうような事態になったら、それはどうでしょう。それでよいという選択ももちろんあるけれども、そうではない時代が来ているのは、食品の問題、医療の問題、年金の問題1つとっても、こんなはずじゃなかったと思うような問題ばかりが起こっていて、政府や官僚のレールにそって生きていくことは、もはや誰しもウンザリしていることでしょう。

 

◇高校受験はどうなのか?と言われそうですが、公立の高校受験の選択判断は、学校による場合が大半です。偏差値や成績によって、多くは振り分けられる。つまり表面的には配分の正義という基準です。学びの意欲がなくなるのは当然です。正義の基準は参加者が議論することができるから正当なのです。でも、高校受験で、生徒は配分の基準について議論できる環境にはいないでしょう。

 

◇またまた枕が長くなりました。主観的だけれど公共性のある内なる基準はどうやって作れるのかということを話したかったのです。社会現象や客観的といわれる指標以外に、自分の主観的な内なる基準。これは中学受験を通して、子どもも保護者も人生の基準作りになる貴重な体験です。

 

◇さて、それには選択しようとする学校の教育の中身を見ることです。新しいプログラムを実施しているとか、自己実現プログラムがあるとか、キャリアデザインを描いているとか、どこそこに海外研修に行っているとか、国際学級を設置しているとか、講習や補講が充実しているとか、論文を編集しているとか・・・、そういう表現は、一見6年間の教育のプロセスを丁寧に見える化しているように感じるかもしれませんが、受験市場が好む客観的な情報ですね。

 

◇しかし、教育市場いや私学市場において、それぞれの活動の中で、教師と生徒がどうかかわり合い、生徒がそういう反応をし、生徒同士がどうシナジー効果をあげていくのか、活動の中における生徒の反応・変化・成長・結果のプロセスが見える化しているかどうかが重要です。

 

◇そうはいっても、それは学校説明会だけではなかなかわかりません。サイトや文化祭、運動会などに身をおいて、主観的に感じる以外にないでしょう。主観的とは恣意的とはまた違います。このいわゆるコミュニケーションの主観的なプロセスに対して、すべての人に通じる基準を規定することがそもそもできないからです。ここは美学の問題です。教養の問題なのです。

 

◇だから、ここの部分は私はこう思うでよいのです。誰がどう言おうが、私はこう思う、感じる。それが内なる基準になります。ただし、コミュニケーションによって、その基準は磨いていかねばなりません。合同説明会の意味はそこにありますね。直接いろいろな学校の先生と議論ができるからです。学校の説明会の場合、とくに志望校の場合、議論をするのには勇気がいります。しかし、合同説明会だと志望校以外の学校では、本音で語れます。もし、一方的に説明する先生がいる学校だと、コミュニケーション=伝達ですから、前回の思考や読解のレベルでいえば、レベル3以下になります。それはそれで内なる基準作りのトレーニングになりますね。

 

◇あくまで、自分の大きな主観にもとづいて、学校を選ぶことが重要ですが、他者の主観的なものの見方や感じ方を聴けるようになるのも、自分の基準を確かなものにしていけるサバイバル・トレーニングです。たとえば、麻布、八雲、東京女子学園、白梅学園清修、聖学院、女子聖学院、芝、淑徳巣鴨、富士見丘(笹塚)、海城、武蔵野女子学院、かえつ有明、武相、桐光、栄光、桐朋女子、鴎友学園女子、共立女子、横浜女学院、洗足学園、湘南白百合などは、受験市場で流通している言葉や表現とはひと味もふた味も違います。選択眼を磨きに説明会に足を運んでみてはどうでしょうか。

 

P.S.説明会はわりとオーソドックスな表現をしていても、文化祭や体育祭では受験市場とは違う表現をしているところももちろんたくさんあります。ただこのようなビッグ・イベントは、そうそうたくさん行くことは難しいでしょう。

中学受験で不安を克服② 全国学テが隠しているコト

2009/04/26

カテゴリー: 中学入試


◇今年も全国学力調査テストが実施されました。賛否両論、喧々諤々ディスカッションが起きているようですが、1つまったく議論されていないことがあります。このテストはOECD/PISAを参考にして作成されているのですが、似て非なるものなのです。

 

◇PISAでは、読解リテラシーのレベルを設定しています。どこまで読むのか、どこまで考えるのかというレベルの基準の仮説を立てています(レベルについては詳しくは岡部憲治氏の「世界標準の読解力」のブログの中の「PISA3側面とレベル」をご覧ください)。

 

◇また、PISAだけでは、不足しているレベルもあるので、岡部氏と私は私立中学入試の分析を通して、補完しました。

 

レベル0 知識を覚える

レベル1 情報を確認する

レベル2 情報を整理する

レベル3 情報を分類・照合する

レベル4 論理的に思考する

レベル5 批判的に思考する

レベル6 創造的に思考する

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◇OECD/PISAはレベル1からレベル5までを要求しています。中学入試はレベル0からレベル6まで要求します。学習指導要領はどうでしょう。それは全国学力テストを分析すれば明らかなんです。レベル0からレベル3が中心なのです。もちろんレベル4問題も中3で1問出題されていますが、この程度ということは、このレベル4は現場では重視しなくてもよいというメッセージを投げかけているようなものです。

 

◇ここに公立と私立の教育格差があるのです。私立学校を受験しようと考えている保護者のなんとも言えぬ不安の一つにある格差は、このことを意味しています。つまり、このような格差が学習指導要領の規制からきてるということなのです。それが全国学テで明らかになったというのですからまさにパラドキシカルです。

 

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◇島国気質官僚国家としては、あまり国民が考えるようになっては困るわけで、知識を覚え、情報確認・整理・分類・照合できれば労働力としてはエネルギッシュなわけです。しかし、世界経済の中で、日本だけが極端に成長率が減じている今、そういう教育がもはや有効ではないことが証明されているはずです。しかし、今回すでに移行措置が行われている新しい学習指導要領ではますますレベル0の強化が行われようとしているのですね。

 

◇中学受験をしようと決断すると、このことがわかってくるのです。子どもたちは人間です。すべての人間は、論理的に、批判的に考え、創造する行為を有します。できる子だけがそうなのではないのです。そういうことがわかるわけです。子どもにたいする不安の本当のところは、今の日本の教育では、世界に学力で通じないということではなく、人間としてコミュニケーションをとることができないという不安なのです。

中学受験で不安を克服①

2009/04/22

カテゴリー: 中学入試


◇中学受験で不安を克服???受験というものは不安症候群の塊のようなジタイを生むというのが通念ではないのと言われるかもしれません。たしかにそうでしょうが、不安になるというのは確信が持てないからでムクムクなってくるわけです。

 

◇確信が持てないとは、情報が不足しているからですね。幽霊見たり枯れ尾花というではありませんか。

 

◇では、中学受験において情報不足とは何の情報なのでしょう。それは、3つありますね。1つ目は選択すべき学校の教育情報。2つ目は子どものタレントの情報。3つ目は未来の社会や自分たちの生活です。

 

◇まず学校の教育情報についてですが、あふれるほど情報は巷にあるのではと思われるでしょう。しかし、実は偏差値と大学進学実績以外には、教育の中身についてはあまり公開されていません。そんなことはない。カリキュラムや行事、プログラムなど盛りだくさんに発信されていますよと、これまた反論されるでしょう。

 

◇やはりたしかにそうですね。しかしながら、「何を」の部分は表現されていても、「どうやって」というメソッドの部分は表現されていません。また、生徒はどのように反応し、どのように成長していったのかというプロセスは発表されていません。どこの大学に行ったのかという結果は発表されていますが・・・。

 

◇つまり「何を」やって「何に」なったのかという、インプットとアウトプットの点の部分しか表現されていないのです。もしこれが人の場合だと、互いに理解しあうことはできませんね。「何」の部分だけではなく、方法や感じ方やぶれグアイや達成したけど次があるとか、様々な点が結び付いたとき、理解が生まれるのは、言うまでもないでしょう。理解の深まりは、信じる自分を励まし続けます。

 

◇それなのに、「何」だけだと理解は深まらないのです。すると信じることが長続きしません。むしろ他人の目や評価が気になります。理解すること、信じることは、自分の内なる基準の成長でもあります。

 

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◇それは学校選択の時にも同じことが言えます。もし学校教育の中身がブラックボックスだったら、理解が深まらないわけですから、信じ続けることができません。だから入試の段階では、偏差値が高い低いという他者の評価が気になってしまいます。入ってからもこんなはずじゃなかったとか、ここで自分は成長できるのかと迷うでしょう。内なる基準がないから、偏差値の高い学校に入ったら、こんどは次の目標が他者から与えられなければ、虚脱感でいっぱいになります。将来の職業も、お金ベースでしか考えられません。無尽蔵に儲ける目標だけが虚脱感を払拭してくれるのですが、その行きつく先は、今日のような世界の状況です。

 

◇しかしです。逆に学校の教育の中身を理解し、偏差値や大学進学実績などの他者の基準ではなく、自分が見出した基準で選んだらどうでしょう。信じることができます。学校を信じることができるのですが、それよりも前に、なんといっても自分を信じることができるのです。保護者も子どもも自分を信じることができるのがもっともモチベーションがアップでき、持続可能性が大なのです。

 

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◇学校の教育の中身を、つまりクオリティを発見しようという行動は、実は人間を考えるリサーチであり、それについて話し合うことはディスカッションであり、選択判断は政治的活動でもあります。なんて大げさなと思われるかもしれませんが、教育とは自分というあるいは自分の子どもという人間の基礎を形作ることです。それを偏差値や大学進学実績という他者の評価に任せてしまうのはリスクが高すぎます。

 

◇そういうわけですから、教育の中身をリサーチし始めることをオススめします。学校説明会に行くのはフィールドワークとして欠かせないのですが、それには物理的に限界もあります。そこでまずはサイトを見ることが肝心です。

 

◇その際に、「何」だけが発信されているようなサイトの場合は、疑問に思ったことは、説明会などでヒアリングやインタビューで補完することをオススめします。最近ではブログや更新頻度の高いサイトが増えてきていますが、そのような学校は伸びているし、その可能性が大の学校です。伸びているかどうかは、生徒が集まっているかどうかで判断がつきます。生徒が集まるにはそれなりの理由があるからで、教育の質の見える化によることが大ですね。ただし、生徒が集まっているから質が高いとは限りません。OR条件にすぎないと、よくよく調べる必要がありますね。

 

◇質が見える化されていて生徒が集まっているというAND条件を満たしていればよいわけです。そしてそうであれば大学進学実績については自ずと成果を上げるはずです。

 

◇さて、サイトで教育の質が見える学校とはどういうところがあるでしょうか。たとえば、麻布海城桐光栄光武相八雲学園東京女子学園白梅学園清修中村かえつ有明武蔵野女子学院などを見ると、「何」だけを発信している学校とそうでない学校の感覚がつかめるでしょう。

 

参考)→伸びる学校[016] 武相の教育の奥深さ

 

◇ともあれ、中学受験で不安を克服するチャレンジは、いまここでだけではなく、人間としての不安を克服する感覚を身につけるチャンスにもつながるのではないでしょうか。大げさでしょうか?