◇かえつ有明のサイエンス科が次年度に向けて新たな動きを始めたようです。6月の学校説明会で2011年度入試に「作文」入試が加わることがアナウンスされておりましたが、その問題作成チームには、サイエンス科のコアメンバーも参加し、問題の中身にも、サイエンス科の授業で採り入れられている手法が盛り込まれるとのことです。
◇学校説明会で配布されたサンプル問題を入手したので、ここに一部を紹介します。第1問は、「持続可能な社会」という言葉から連想することを書きなさいという問題です。

◇持続可能な社会という言葉を聞いたことのない生徒には厳しい設問のように感じますが、第2問では、持続可能な社会についての文章を読ませており、第2問に進めば、「持続可能な社会」がどのようなことを表しているかがわかるような仕掛けになっています。
◇左の図のように、いくつかの円の中に言葉を入れるというのは、サイエンス科では、5W1Hマップと呼んでいる手法で、リサーチをする際に調べる方向性を定めたり、あるいは、ブレストの際のツールとして使ったりするマップです。
◇サンプル問題とは言え、「作文入試」という新たな入試形態にチャレンジする第1問にこのような大胆な問題を据えたのは、かえつ有明の中でサイエンス科の試みがある程度浸透してきたということを意味しているのでしょうか。
◇当然、採点基準はどうするのかとか、想定しない答えが出てきた場合にどうするのかという議論が沸きあがるでしょう。むしろ、そういう議論を歓迎しているかのような、大胆な問題だなというのが私の第一印象でした。
◇しばらく、「作文入試」を追っていこうと思います。

